【UiPath/ユーアイパス】使い方解説まとめ(RPA入門・初心者向け)

UiPath/ユーアイパスは世界で注目されているRPAツールです。自動化実現のための使い方を解説しています。RPA入門・初心者向けの情報サイトです。

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【UiPathは無料のRPAツール?】ライセンス価格や試用版について

【UiPathは無料のRPAツール?】ライセンス価格や試用版について

海外・国内問わずツールが続々と出揃ってましたRPA業界ですが、ツールのライセンス価格・料金も様々。 標準的には月額600,000円位のRPAツールが、検討されているのではないでしょうか。 そんな中、目を引くのが無料のRPAツール、その名も「UiPath/ユーアイパス」です。 今回はこのUiPath/ユーアイパスをご紹介したいと思います。

UiPath/ユーアイパスの価格・料金について

価格対効果としても検討されるが故に気になるのが、RPAツールのイニシャルとランニングの価格・料金。 その形態も月額課金のものから、買い取りのものまで様々です。 ではUiPath/ユーアイパスの価格・料金は?と言うと、用途や規模によって有料・無料の違いがあるということです。

UiPath/ユーアイパスの無料版「Community Edition」とは

UiPath/ユーアイパスには「Community Edition」というライセンス形態があります。 この「Community Edition」というのは、どのような場合に利用できるのかというと、3つのいずれかの条件が必要になります。

※私の解釈の誤りやライセンス規約が変更される場合がございますので、正確な情報は必ず公式サイトでご確認ください

無料の条件①「非営利団体である」

営利目的でない組織であることが条件の1つです。 営利を目的とせず社会的活動を行う団体=特定非営利活動法人NPO法人)などもここに含まれるのでしょうか。 もちろんUiPathを利用したサービス提供もNGでしょう。

無料の条件②「教育や研究機関である」

いわゆるアカデミックライセンスの位置付けです。 学校をはじめとする教育機関や非営利の研究を目的としたものが該当します。

無料の条件③「小規模事業者である」

ここがとても魅力的な条件で、小規模の事業者=一般企業でも無料で利用できるということです。(2017年7月現在) 売上や利用台数などの制限がありますし、この条件も変更となる可能性も無くはないので、公式HPで確認してみてください。

UiPath/ユーアイパスの無料で利用できる小規模事業者の条件とは?

UiPath/ユーアイパスを無料で使える企業規模も明確に明記されています。

売上が100万ドル未満であること、または、250台以下の端末数。

Free to use in academia, nonprofits and small businesses with an annual turnover of less than $1 million or 250 workstations.**

Free UiPath Community Edition

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※2つ項目が表示されるうち、下の方の項目です

2017年7月時点では1ドル=111円なので、売上が1億1千万円程度までの企業・組織であれば条件ひとつクリア。

あとは250台までに押さえて利用すれば条件すべてクリア、といったところでしょうか。

無料版を使って少なくとも個人的に動作検証ができる

個人的な利用であれば「Community Edition」を利用できるので、UiPath/ユーアイパスの使い勝手の確認や、ある程度のテストが可能になるのは嬉しいですね。

全く試すことができないRPAツールだと、ツール選定の時点でもお勧めして良いのやら悪いのやら分かりません。

RPAツールベンダーの営業マンのデモや説明資料が、唯一の手がかりになるかもしれませんね。

企業での本格検討時は無料版ではなく試用版

個人的に「Community Edition」を通じて使用感を確認したら、次はいざ企業内での試用に移っていくことになります。

この時は「Community Edition」は使えなくなってしまう(ライセンス違反)ので、無料版でなく、60日の試用版を使ってください。

Free UiPath Community Edition

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※2つ項目が表示されるうち、今度は上の方の項目です

まとめ:UiPath/ユーアイパスのライセンス価格や試用版について

UiPath/ユーアイパスは3つの条件のいずれかに該当すれば無料の「Community Edition」を利用できる ①「非営利団体である」/②「教育や研究機関である」/③「小規模事業者である」

小規模事業者の定義は、売上が100万ドル未満かつ250台未満での利用

企業での本格検討時のお試しは「Community Edition」ではなく「UiPath Studio trial」を利用する